大型二種免許を取得しました。(その3) |
と、まあここまでは新しく学ぶことですので、頭の中に入ってくるのですが、意外と苦労したのは普通免許取得の際に習った学科の復習です。三十数年前に習っているはずの事柄が、こんなにも覚えていないものかと。そして今まで標識の意味や交通規則をあいまいなまま運転を続けてきたのかと、愕然としたのでした。ただこのことが、自分の知識を見直す良い機会にもなりました。
学科教習が第二段階まで進み、ほぼ終わりが近づいた頃、学校で作成された問題集を購入しました。そこでまた驚いたのが「オートマチック車」の操作に関する問題の多さでした。三十数年前は教習車も「マニュアル車」ばかりだったはずですし、学科教習でAT車の操作に関する事を習ったかどうかさえ覚えていません。
そして「応急救護処置」の授業。普通免許取得でも義務付けられているそうですが、三十数年前にあったかなあ?と、こんな具合です。二種免許では更に旅客に傷病者が出た場合を想定し、実技を含めた教習を6時間も割いてあります。布と添え木を使って手足の固定を行ったり、人工呼吸と心臓マッサージの正確さがデータでプリントアウトされる人形を使用したり、AEDの操作手順を行ったりと、初めての事ばかりで、教習内容も年々進歩しているのだと実感しました。